地中熱ヒートポンプ
読み方:ちちゅうねつひーとぽんぷ
温度の低いところから温度の高いところへ熱を移動させる「ヒートポンプ」の仕組みを利用して、地中熱をくみ上げて暖冷房を行う方法。
暖房運転の場合、冬の外気より高い温度の地中熱を熱源として、暖房を行うことで効率の良い暖房運転が行える。また、除霜運転を必要としないため連続的な運転が行える。
冷房運転の場合、夏の外気より低い温度の地中熱を熱源として、冷房を行うことで効率の良い冷房運転が行える。また、冷房排熱を外気ではなく地中に放出するため、ヒートアイランド現象の抑制につながる。
以上のように地中熱ヒートポンプを導入することは、高効率な暖冷房運転によるCO2排出量の削減、省エネによる電気代の抑制、冷房排熱を大気に放出しないことによるヒートアイランド現象対策になるなどのメリットがある。
■地中熱ヒートポンプについて詳細を調べる
<参考>特定非営利活動法人 地中熱利用促進協会 地中熱利用形態