用語集

増し張り

読み方:ましばり

増し張りとは、既存のフローリングの上に新しいフローリング材を重ねて張る方法のこと。「重ね張り」「上張り」ともいう。反対に、古いフローリング材を撤去し、新しいフローリング材に張り替える方法を「張り替え」という。
増し張りは、既存のフローリングを撤去する必要がないため、解体費用や床組みの材料費などのコストを抑えられる。また、フローリングが二重になることで、床の強度の向上や防音効果が得られるなどのメリットがある。一方で、増し張りすることにより、新しく張ったフローリング材の厚み分だけ床が高くなるため、造り付け家具などの高低差が変化することを考慮する必要がある。

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