用語集

low-eガラス

読み方:ろーいーがらす

low-eガラスとは、ガラスの表面に特殊な金属膜コーティングをしたガラスのことで、主に複層ガラスに用いられる。low-eガラスを用いた複層ガラスは「low-e複層ガラス」と呼ばれる。「low-e」は「低放射」を意味しており、太陽の熱や暖房で温めた熱を金属膜コーティングにより吸収・反射することで遮熱や断熱を行い、室内の快適性を高める働きがある。
また「low-e複層ガラス」には、「遮熱タイプ」と「断熱タイプ」の2種類がある。
「遮熱タイプ」は室外側のガラス表面に金属膜コーティングをすることで太陽の熱を室内に侵入させない働きをする。そのため夏場の冷房効果や遮熱対策に有効である。
「断熱タイプ」室内側のガラス表面に金属膜コーティングをすることで部屋の熱を外に逃がさない働きをする。そのため冬場の暖房効果や遮熱対策に有効である。
Low-E複層ガラスは共通呼称でエコガラスと呼ばれることもある。

■low-eガラスについて詳細を調べる
<参考>板硝子協会 エコガラスについて 

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